屋根のリフォームを新潟市で丁寧に施工している昭美堂です。

昭美堂の屋根工事リフォームについて説明します。ご覧ください。

瓦屋根の塗装工事

屋根の瓦は一枚一枚の中央部に凹みがあります
瓦の真ん中が凹んでいて雨がたまっている
◆雨上がりの瓦屋根の写真です。
◆写真の、瓦が濡れている部分、その湾曲した箇所を雨水が流れて下に落ちます。
ですがその水が流れることで、瓦表面を削ってしまうのです。
そしてその凹んだ部分に水が溜まり、さらに瓦の表面を腐食させてしまいます。

瓦表面が腐食しています
瓦が腐食しはじめている
◆腐食している瓦の写真です。
横から見た瓦です。瓦の表面が腐食しはじめています。
下の写真で、さらに瓦に近づいて見てみます。

瓦の腐食表面瓦に近づいて腐食を見る
◆右の写真はさらに目を近づけて見た瓦の表面です。粒粒の穴が開いています。それが瓦表面が削れて腐食したところです。

それでは屋根瓦に塗装を始めましょう
瓦塗装の養生シートを貼る
◆はじめに、塗料が付いてはいけない場所に、養生をします。
屋根に接触している隣の壁にマスキングシートを貼ります。

下塗りのプライマーを塗ります。
屋根塗装を下から見る
◆塗装屋さんが屋根に上って塗っています。それを下から見上げたところです。

屋根の端っこからプライマー塗装
◆屋根の端からプライマーを塗っていきます。
細かい部分は刷毛で塗り、広い面はローラーで塗ります。

エポキシ系プライマー塗料エポキシ系のプライマー塗料を塗ったアップ
グレー色に塗った塗料が下塗り剤で、エポキシ系のプライマーです。いわゆるセメントのようなものです。
その下塗り剤で瓦表面の削れた穴と腐食を埋めるのです。隅々まで下塗り塗料を塗りこみます。
◆右の、近づいて撮影した写真には、プライマーを塗った表面にはまだ粒粒がありますが、この上に色塗料を塗ると瓦は滑らかになります。だから雨水が流れやすくなり、腐食しにくくなります。

屋根全体の瓦にプライマーを塗っていきます。
斜め屋根で下地塗装
◆屋根の斜めぐあいがわかりますが、これは一般的な一軒家の屋根の傾斜です。
このぐらいの傾斜の屋根なら、瓦のところどころに雪止めが付いていれば、足場は不要で塗装作業ができます。

屋根半分にプライマーを塗る屋根の3分の2にプライマー塗料を塗った
◆どんどんと、でも丁寧に、下地塗りのプライマーを塗っていきます。

屋根全体に下地塗装完了
◆やっと、屋根全体に下地塗装のエポキシ系プライマーを塗り終わりました。
腰をかがめて、顔を近づけて、刷毛とローラーを使って、気持ちを入れて塗るので、腰が痛くなります(笑)。
この段階で、瓦には水が染み込まなくなりました。何日かこのままおいておいても、次の日に色塗装しても、どちらでもOKです。

今度は仕上げ塗りの色塗料を塗ります。
屋根の端っこだけ手塗りで塗装
◆仕上げの色塗装は吹き付け塗装をするのですが、隣のお宅に塗料がかからないように、屋根の端だけは手塗りで塗りました。
屋根の端っこだけが黒くなっています。その瓦だけを先に手塗りしたのです。

これから屋根の瓦に吹き付け塗装をしていきます。
吹き付け塗装はじめ吹き付け塗装はじめ2
◆機械を使って瓦に吹き付け塗装をします。
瓦の隙間にも丁寧に吹き付け塗装手を伸ばして瓦吹き付け2
◆瓦の隙間や、くぼみにも丁寧に吹き付けます。
どんどん吹き付けます。しかし丁寧に作業します。
昭美堂が仕事を頼んでいる業者さんたちは、新潟の中でも知識技術ともにトップレベルの人です。
私が見込んで仕事を頼んでいる人ですから。

吹き付け塗装のエアレスという機械です。
吹き付け機械のエアレス
◆エアーコンプレッサーとは、違うものです。
ホースの中に塗料を通して吹き付ける機械です。
電気で動きますので、お家の電源コンセントから電気を使います。

瓦に2回目の塗装をします。
吹き付け塗装二回目瓦吹き付け塗装二層目3
◆一回目に黒く塗装した、その上に乗って塗装しているので、2回目の塗装だとわかります。ゆっくりと丁寧に吹き付けます。

屋根瓦吹き付け塗装後
◆屋根塗装が完了しました!
新潟の太陽の光に反射して輝いています。
屋根の塗料の色は、赤系、青系、緑系、茶系、黒系など、お好きな色を選べます。外壁の色に合わせて決めたり、隣の屋根の色との兼ね合いで決めたりします。

屋根瓦の塗装の説明
◆新潟県の安田瓦などの、焼付け瓦は腐食しないので塗り替えは必要ないのですが、セメント系の瓦は表面が削れて腐食するので、7年~10年おきに塗り替えが必要です。

◆塗装したら「10年以上でも20年でも塗り替え不要。メンテナンス不要」とうたっている新潟市の塗装業者もありますが、私は、せめて5年おきに屋根に上がって、屋根の状態をチェックする必要があると思います。
なぜなら屋根の上は地上から見えないところですし、普段見ないところですし、普段考えないところです。
だから、瓦が割れていたり、雨どいが壊れていたり、テレビアンテナが傾いていたり、アンテナ線が切れそうになっていたり、屋根の上には、いろんな予想外のことが起きている可能性があります。
だから5年くらいおきに、屋根に上がってチェックして、それで瓦の塗り替えが必要なら塗り替える、ということが、家を長持ちさせることにつながると思うからです。

◆この写真の家のように、通常の屋根の傾きで、屋根瓦に雪留めの出っ張りが付いていれば、足場は必要ないので、はしごだけで屋根に上がれるので、足場代金が不要です。
だから屋根塗装だけをするならば、足場代金の費用を考えなくて済みます。
だから足場代が要らないので、屋根塗装だけをするならそれほどお金はかからないので、屋根は7年くらいおきに塗り替えた方が、家全体のためには良いと思うのです。

まだそれほど腐食が進んでいない瓦
ポツポツと小さな穴が空いている瓦
◆この瓦は、最初に載せた腐食した瓦より腐食が進んでいません。
◆本当は、この腐食のレベルで塗装すれば良いですが、あと3年~5年くらいしたら最初に載せた瓦のような腐食具合になるでしょう。
◆その時に塗装しても良いでしょう。予算と腐食の進み具合の兼ね合いで判断してください。

割れた瓦、ヒビが入った瓦の交換

割れていたり、ヒビが入っている瓦を取り替えます。
◆一階の屋根(玄関の屋根)の瓦が割れて、ずれていました。
二階の窓からカメラを出して、上から撮影した写真です。
割れて、ずれている瓦

割れた瓦を取り外します
瓦が割れてずれている割れた瓦を取り外した
◆割れて位置がずれている瓦です。→◆その瓦を取り外しました。

瓦桟を補強します。
◆以下の写真は一階の屋根です。私は二階の窓からカメラを出して、屋根瓦の取り替え工事を上から撮影した画像です。
瓦さんを入れる
◆瓦桟が腐食して細くなっているので新しい瓦桟を入れます。
◆屋根の端に近い場所の軒瓦は、瓦桟(瓦ざん・瓦さん)という、横に長い木材の細い棒に、銅線で縛り付けられて留まっています。
(瓦ざんに釘で打ってある瓦もあります)
◆瓦屋さんが交換工事をした日は冬で、屋根に少し雪が積もっていました。寒い日で道路は凍っていました。屋根の上も凍っていたので、安全に慎重に作業してもらいました。

新しい瓦ざんを入れます。
新しい瓦ざんを入れる
◆新しい瓦桟を釘で打ちます。
◆既存の瓦ざんが腐食して部分的に欠けていたので、新しい瓦桟用の木材を当てて、屋根板に釘で打ち付けます。
◆たいていの瓦ざんは、年月で、腐食しているので、こういう機会に瓦桟を交換するか、木材で補強すべきです。

新しい瓦を入れます。
新しい瓦を入れる新しい瓦をはめこんだ
◆新しい瓦を差し込みます。→◆差し込んだ瓦の位置を整えました。

ヒビが入っていた瓦を取り外しました。
クラックが入っていた瓦を外した
◆先ほど取り替えた瓦の、斜め上に、ヒビが入った瓦があったので、その瓦も取り外しました。
◆クラックがある瓦の上を歩いたり、何かの拍子で、簡単に割れることがあります。
なので、ヒビが入った瓦も交換します。

ヒビのあった瓦を交換します。
ヒビが入った瓦の交換1瓦交換後
◆ヒビが入っていた瓦を交換します。→◆瓦を取り替えました。
以上の写真は一階の屋根で、私は二階の窓からカメラを出して、屋根瓦の葺き替え工事を上から撮影した画像です。

◆これで、割れた瓦と、ヒビが入っていた瓦の、2枚の瓦を交換しました。
瓦が全体的にずれていたので、全体の瓦の位置を修正して直しました。
瓦ざんも補強しました。

この瓦は、三州瓦という焼き瓦です。
◆交換した新品の瓦と、他の瓦の色が違っていますが、年月がたっていることと、昔の瓦と同じ色の瓦はないので、少し色が違うのは仕方ありません。
焼き瓦は腐食することはないので、塗装する必要もなく、割れたりヒビが入らないかぎり、そのまま半永久的に使えます。
これで見た目もすっきりキレイで、雨漏りもなくなります。

トタン屋根の塗装

トタン屋根塗装の下準備をします。
トタン屋根に風とタオルで拭き取り
◆昨夜雨が降って、トタン板の重なっているところに水分が溜まっていたので、一枚一枚の隙間に、ブロアーという機械で強い風を入れて、水分を吹き飛ばします。
◆その吹き飛ばされた水を、タオルで拭き取ります。
◆事前に、トタン屋根の錆びている部分をケレンでこすり落としたり、コケや汚れがあれば取ります。

トタンに錆止め剤を塗ります。
錆止め塗料塗り錆止め塗装
◆赤い色が錆止め塗料です。雪止めの出っ張りや、くぼんだ部分にも、しっかり錆止め塗料を塗りこみます。
錆止め剤を隅々に塗装
◆トタン板の一枚一枚の隙間にも、屋根の端っこの細かい部分にも、丁寧に錆止め剤を塗りこみます。
錆びどめ塗装が乾いたら、今度は塗料を塗ります。

トタンに仕上げ色塗料を塗ります。
トタンに仕上げ塗装
◆トタン屋根は、焦げ茶色に塗ってほしいという注文でした。
細かい部分にも丁寧に塗りこみます。

トタンの継ぎ目に刷毛で塗装トタン屋根にローラー塗装
◆トタン板のつなぎ目や細かい部分には刷毛で塗り、広い面にはローラーで塗装します。

トタン屋根塗装後
◆トタン屋根塗り替えが完了しました。横から見た写真です。
つやつやして光っています。これでトタン屋根も長持ちします。

雨どい清掃したヘドロ
◆屋根塗装をした時に、雨樋にヘドロが溜まっていたのが見えたので、作業のついでに清掃して取りました。
洗面器に一杯たまっていて、雨水が流れないで、そこから水が落ちていましたし、ヘドロで重くなって雨樋が壊れやすくなっていました。
雨樋も清掃して、キレイになりました。

トタン屋根の塗装の説明
トタン屋根は、錆びないように、5年~10年おきに塗り替える必要があります。
庇・ひさし、軒・のき等の鉄製屋根も塗替えが必要です。
◆鉄製屋根だけでなく、ステンレス製の屋根、ガリバリウムの屋根の塗り替えも承っています。


◆◆◆屋根塗装工事や屋根のリフォームは、
それぞれの屋根の素材・広さ・屋根の傾きによって料金が違いますので(屋根の傾斜が強い場合や、滑りやすい屋根の場合は足場が必要です)、
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